吹くからに 秋の草木の しをるれば
むべ山風を嵐というらむ (文屋康秀 古今和歌集)

早くも木枯らし一号(吹き荒れた後は木を枯らしてしまうから“木枯らし”だとか)が吹いて、じっくり秋を楽しむ間もなく冬になりそう。
このあたりの変化は、春の桜に雪の感じに似てますね。
もみじに雪とはなりませんでしたが、今年も中禅寺湖周辺の紅葉や滝を見る事ができました。
昨年の様な秋晴れの一日ではなかったものの、霧に包まれた景色も味わいがありました。

ベンチに腰掛けて、熱々のココアかなんかのマグカップを抱えながら、流れる雲や変わりゆく紅葉をひたすらぼ~っと眺めていたくなりました。