fc2ブログ

月のつぶや記

ささやかな日常の風景に言葉を添えて…

ちょっと素敵な大人の絵本

  心癒される「負け犬ルーサー」

 しらいさりいさんのブログで連載されていた、「負け犬ルーサー」がコミック絵本という分野で書籍化されたことを知って、せっかくPCに慣れはじめたので、アマゾンで買ってみました。
登録法など、まだ戸惑うところもありますが、どうにかクリアー(笑)
(ま、そんなことはどうでもいいですね。)

P4241287.jpg  洋書の様な左開きでオールカラー!
スヌーピーの絵本のようなイメージで、ちょっとオシャレな仕様です。
ストーリーは、自分の置かれている状況を読み誤ったルーサーが、野良犬としての厳しい暮らしを余儀なくされて、生きる事の意義や価値について悩みながら、遂に最上の価値を見出し、そして終焉を迎えるというお話です。
(さりいさん、間違っていたらごめんなさい。)



P4241289.jpg ルーサーは勿論そのまま現在リストラや就職難等であえぐ人々に置き換えられます。
そして今は「勝ち」の人々の足元も実は危ういものだという事も、一見ほのぼのとしたタッチの絵と文章の中に、しっかり込められています。
ラストのシーンは「フランダースの犬」のネロとパトラッシュを彷彿させるようで、しんみりと致します。

思えば人は誰に対して「勝ち組」・「負け組」と言うんでしょうかね。
厳然たるヒエラルキーは確かに存在します。
そのどこに属していても「満足」のレベルは様々。
心が疲れている時は、どこにあっても他がよく見えます。
そのことを、前進のエネルギーに転換できる場合もあれば停滞、後退になってしまうことも…
自分を見失うことなく、他を思いやることが出来れば、更に住みやすい世界になるんでしょうけど…

薄くてすぐに読める(or視れる)本なのに、ふとそんなことまで思いを巡らしてしまいました。
こうして、「本」にすることは、いろいろと大変でしょうけど、また次をと遂、簡単に言ってしまいます。
ゴメンナサイ。でも、待ってます^_^
スポンサーサイト



[ 2010/04/27 19:30 ] 読書 | TB(0) | CM(4)

“ZED”極限の芸術

   圧巻のパフォーマンス 

P4251296.jpg  なんと有り難いことに、某飲料メーカー主催のシルク・ド・ソレイユ・ZED貸し切り公演に当たって、舞浜にあるシルク・ド・ソレイユ・シアター東京に行ってきました

今さらながらですが、ディズニーランドは久しく御無沙汰しており、シーは勿論、舞浜の駅も初めて!
降りた瞬間から別世界で、お上りさんの気分は既に最高に!(笑。後が思いやられそう…)
プロのリピーターだもん!的表情を装いながら、自然と足早に^_^;


P4251297.jpgP4251298.jpg

たまたま気持ちよく晴れたから…風に、でもしっかり記念写真をあちこちで。
(いちいち、言い訳するって、ホントにやっかいなお上り根性(^^ゞ!)
P4251301.jpgP4251302.jpg

会場内はもう、別世界そのもの!
巨大な宇宙空間、或いは深海を思わせる深いブルーの世界が広がります。
ワクワク感が広がる中、行われたメーカーの抽選会やらは、ちょっと不慣れ感がぬぐえず、興冷めで、せっかくの期待感に水を差された様にも思いましたが、招待なんだからガマン我慢!
普通にお金払ったら、安い席でも¥7500!
抽選とかには、もとからとんと縁がない性質ですしね

 2人のクラウンが大きな赤い絵本の中に吸い込まれると、いよいよ中央の巨大な布がサ~ッと取り払われて舞台の全容が現れます。
それから繰り広げられるパフォーマンスはもう凄い!の一言。
天井から、クリオネのような妖精達が、まるで自在に空間を泳いでいたり、ロープや布を生き物のように絡めたり回したり…!
生の歌や音楽も加わって、天地創造を思わせる壮大なドラマが、これでもかとばかりに続きます。
もはや、同じ人間とは思えません。

P4261305.jpg 本当にアーティスティックで、ダイナミックでエレガントで!
緻密な計算のもとに動く舞台装置!
煌めく星や、深海に差し込む光や、燃え上がる炎のような照明の数々!
あっという間の90分でしたが、本当に堪能致しました。

出来たら、今度は中央の席で観てみたい!
末席でしたので、全体を把握するには適していましたが、少々遠かった。。。
とはいっても気軽に観られる値段ではありませんが、その価値は充分にあると思いました。
サーカスというより、芸術・舞台かな。
とはいっても、自腹で観る機会は…なかなか…あるといいなぁ~(#^.^#)


[ 2010/04/26 21:03 ] 雑感 | TB(0) | CM(6)

「タイタンの戦い」

   またまた映画鑑賞 

 
タイタンの戦い
 「タイタンの戦い」!観てきましたぁ~!(*^_^*)!
この顔、見てすぐ分かった方、偉い!
そう、あの「アバター」の主人公サム・ワーシントン。
今回は神ゼウスと人間の間に生まれたペルセウスを演じてます。
アバターのときもそうでしたが、今回もどちらにも属せない立場から自分の居場所・役割を掴んでいく、そういう役回りです。
強そうなのに、どこか不安げな表情を浮かべるのが、ん~~いいかも

ギリシャ神話ベースのスペクタクルだけあって、豪快なシーンの連続で、私の男心?を充分にくすぐってくれました。
「神様」っていうことですが、なんともまあ人間的!というか、一神教の絶対神ではないので、神様間のいざこざが多々あります。
日本の八百万の神ともよく似ているような気がします。

3D仕様の映画ですが、普通でも充分だと思います。
迫力あるメドューサとか、ペガサスとかサソリとか、いろいろ出てきて楽しめます。
が、別の意味で、衣装とか小道具とか、ドラクエを彷彿させるくらいそっくりなのも面白いデス。

まあ、できればペルセウスの戦士として鍛えられる部分がもう少し掘り下げてあった方が、よりよかったかなぁ…
でも、予定調和のハッピーエンド!安心して楽しめます。
映画は娯楽ですしね。楽がいいです。
(お年寄りが水戸黄門にハマる気持ちが、この頃よく分かります。笑)
にしても、ペア割(夫婦割)っていいですね~~!助かりますw~~!

Read More

[ 2010/04/24 21:53 ] 映画 | TB(0) | CM(2)

春・アラカルト

  小さな春を集めてみました。

れんげ  久しぶりに蓮華をみつけました。
子供の頃は、田んぼ一面に広がっていたりしたものですが、養蜂業者の減少、宅地化、別の肥料への転換などが相まって、蓮華畑も随分と減りました。
町おこし、村おこしのイベント用でなければ、なかなか見かけなくなってきています。
小さいけれど、濃いめの赤紫が可愛い花です。
作業していた農家の方に断って、頂いてきました!(^^)!
(これでラーメンを…って、小さすぎ






P4201264.jpg  雪柳の葉っぱにテントウムシも!
ん~~ん。この場合は星幾つのテントウムシが出現することになるのでしょうか?
え??喧嘩しているだけですか?そうですか…





この春は本当に晴れ間が長続きしません。
晴れると一気に夏!
そして今日は予定道理の?冬!
それでもちゃんと自然は移り変わっています。
庭のボタンも大輪の花をさかせてくれました。チューリップやスオウもきれいです。

P4211274.jpgP4211276.jpg
P4211281.jpgP4211271.jpg

 おまけに散歩中にみかけたスミレやタンポポ。
白い色が可憐で目を惹きました。
P4201267.jpg 

P4201270.jpg

のだめカンタービレ♪

  最終楽章・後篇♪

P4211278.jpg  日曜日に、まちに待った「のだめカンタービレ最終楽章・後篇」!
行って、観て、聴いて来ました
前編以来、会いたくてたまらなかった「千秋先輩」
相変わらずかっこよかったですーー

と、まあ、それは当たり前?として、前にも思いましたが、アニメを実写化、且つ映画化してイメージを損なわず成功した数少ない例ではないかと思います。
内容がクラシック音楽だけに、音・そして実際のフランスの景色・コンサートホールなどが、より作品の世界を深めてくれます。
もともと音楽は好きで、少し(ず~っと)前に「第九」の合唱にも参加したことがありますが、これを観るとピアノもひけたらなぁと思わずにはいられません。
「努力」とか「正面から向き合う」ということを、極力避けて通ってきてしまったので、主人公の「のだめ」ちゃんの成長に思い入れをこめて観てしまうのかな…
バイエル止まりであるはずの指をついつい動かしてしまいました。
(エアーピアノピアノ ナンチャッテ)

他にも、この映画では誰も悪人が出てこないこと。
観終わってからも「あ~楽しかった!!」といえる点も嬉しいデス。

実は邦画はあまり好きではありません。
特にシリアスなもの、重厚長大なもの、「泣けました!」的感動ものが苦手でほとんど観ません。
スクリーンいっぱいに重い空気が広がると、滅入ってしまいます。
せっかく別世界に飛び込みたいのに…
事実は小説よりも奇なりで、現実世界のニュースの方が、よほど衝撃的だったりもします。

ですので所詮絵空事ならば、ハッピーなものやアニメのほうがたのしめます。(クレヨンしんちゃんも狙ってます!)
そして洋画。ありえないくらいのハチャメチャ系、大好き!!なんですね~!笑
(え?欲求不満なのではって?チガイマスッ

宣伝が派手すぎて…とか、前回をみてないから、とか思わずに、たまにはクラシック音楽の世界を楽しむつもりで、よかったら覗いてみてください。
[ 2010/04/21 16:47 ] 映画 | TB(0) | CM(0)

ブレる日本

   

 某政治家を見習ってと言う訳でもないでしょうけど、このところの天候はブレまくり
P4171431.jpg
ブルブル~~でブレブレ~~! P4171429.jpg

今朝は、我が家の庭も冬らしく?雪化粧となりました。

咲き始めたばかりのチューリップもビックリでグッタリ
そして、どうやら明日は晴れて暖かくというか暑く…
これだけ天候にシェイクされても、風邪ひとつひかなかった自分に、取りあえずデスかね。。。







 不安定な気候、不安定な政治・経済。各地でおきる地震等、これだけいっぱい重なると、不安大好き日本人は悲観主義に更に磨きを加えそうで、なんかなぁ…と思っていたとき、スペースシャトルの宇宙飛行士、山崎直子さんのニュースは、明るさを取り戻してくれたような気がいたします。
P4111336.jpg P4131346.jpg  それを支える御家族も
夢をかなえるって言うのは簡単でも、実現させるには支える力もとっても大事。
支える側が、いつも女性でなくてもいいんだよと改めて感じさせてくれました。
御主人の大地さんは、鬱病にもなり、なりたくて主夫になったのではないとも。その御苦労は察するに余りあります。
が、当たり前のように主婦をしている人にも、なりたくて主婦になったのではない。
アイデンテティーの喪失に悩みながら子育て、そして介護に携わらずをえない人々のなんと多いことか。
役割分担は必要不可欠ですが、ありかたは多様で当たり前、そんな風に気負わず行動でき、また受け止められる社会に、もっともっとなったらいいなと思いました。

 

 珍しい天気だったので、珍しくまともに?考えてしましました
気をもんだソメイヨシノも桜吹雪に
しだれ桜や八重桜は、もう少し目を楽しませてくれそうです。
今度は、ライラックや花ミズキ、ツツジも!
「花の色はうつりにけりな…」かな?(この場合の花は桜をさすようですけどね)

P4131396.jpg 
 
 桜吹雪 

P4131413.jpg 
 
[ 2010/04/17 23:40 ] 雑感 | TB(0) | CM(4)

花また花 2

  桜、さくら、ただ咲き誇る…♪ (パート2)

 晴れ間や仕事の合間を縫って、近所のお花見スポットへ!

ひよどりと桜 
(桜の花が大好物!グルメなヒヨドリ)

P4061162.jpg 

P4061189.jpg 

P4061191.jpg 

P4061193.jpg 
(蓮田市の荒川にて。電車からもきれいに見えます。)

枝垂れ桜  

 寒さや、雨、風。ゆったりと落ち着いて見る日は少ないのが残念な気もしますが、だからこそ来年も、又その次も期待したくなるんでしょうね。

 この季節になると、故郷の高遠城址の桜や、天竜川、中央アルプスを背景に咲く様々な名所を思い出します。
思えば、あの頃は純真なハイジだった… 
「クララーー!ペーター!! テイネンピーってなにぃーー?!」
…は冗談!でも、いつか又花の季節にゆっくり訪れたい、素敵な所です…
遠きにありて思う所、なのでしょうか。。

Read More

花また花

  桜、さくら、ただ咲き誇る…♪ (パート1)

 先週末、そして今週の火、木曜日、ようやくお花見日和になりました。
やっぱり、青空にこそピンク色の花が冴える様に思います。

 外回りをしている強み?で、休憩はなるべく桜のきれいな所でとるようにしています。

 ここは、関東でも最古の由緒ある神社。その他に、とあることで近年とても有名になりました。

 P4081245.jpg

P4081246.jpg 
P4081247.jpg 
 そう、鷲宮神社
P4081243.jpg あ!もしかして…と思った方はアニメ通^_^
「ラキスタ」という、(深夜に放映していたらしい…)アニメの登場人物。巫女さんをしている双子の高校生が住んでいるという設定の茶屋がこちらにあります。

若い方を中心にかなり支持を集めたようで、声優さんの人気とあいまって、今やこの神社はアニメに携わりたい人、声優になりたい人、そしてオタクといわれる人たちの聖地ともなっています。

もともと、由緒正しい神社ですが、その参道にある商店街は、お正月や七五三あたりぐらいしか人が集まらず、寂びれかけた街でしたが、アニメの舞台になったことで、一念発起!
町おこしに成功して、そのプロセスはよくTVでも取り上げられました。

 

P4081262.jpg P4081263.jpg 
P4081254.jpg P4081259.jpg 

おかげで、日本のいたる所からお参りに来る人が増えて、初詣などでは埼玉県内でも3位になるほどの賑わいを見せます。

願掛けの絵馬には、合格祈願などの言葉とともに、綺麗な絵やキャラクターがいっぱいに描かれています。
遠くは九州や四国、北海道や北陸地方からもいらしていて、すごいなと思います。

P4081251.jpg P4081252.jpg P4081253.jpg 

そのアニメにちなんだ行事のひとつに「イタ車コンテスト」などもあります。
フェラーリとか、イタリア製の車じゃないですよぉー(念の為!)
ボディにキャラクターのペイントをした車です。
これでも、ピンとこない方、昔のデコトラみたいなもんっていえばいいかな?(笑)

今日も2台程見かけたので、思わず写真に撮らせていただきました。
やっぱり自慢らしく、気持ちよく撮らせてくれました!

P4081266.jpg  P4081265.jpg 

 アニメと伝統のある神社の組み合わせに、眉をひそめる人もいますが、だからといって伝統が壊れる訳でもなく、日本全国に、ことによったら、海外に知られるようになり、参拝するひとが増えるのは、かえって存続という観点からもいいのではないでしょうか。
どうか一過性に終わることなく、更に充実したメッカに、そしてもう少し周辺が、オッサレーに替っていってくれますように!

(ちゃんと、この後もお仕事にいきましたからね!!ん?なに言い訳してるのかしら…)

新年度が始まりました

 桜咲いたら一年生♪ 

 って、別に我が家は特に関係ありませんが。(*^_^*)
「大人」になって(学校とおさらばして)何が嬉しかったかと言うと、義務であった「テスト」から解放されたこと!
社会にでてからもテストはあるといっても、ある意味選択性があり、全ての人が対象ではありません。

が、しかしですねぇ。。。私の雇い先は、あるんですよ(ーー;) 
しかも毎年、桜に浮かれたいこの時期に(--〆)

たかがパートですよ!
しかも、合格ラインは80点!!
ハードル高っーーー!!!

で?受かったら時給がにはならないし、
落ちたらク〇 にもなりません。

じゃ、何のために?っていうと、お決まり?の「モチベーションを高め、全社一丸となるため…」らしいのですが、
正直、苦痛以外の何物でもありません。
なにせ、細かい字を体全体が受け付けない病にかかってるし…
物ごとが頭にスッと入って来ません。。。

開き直って、たいして勉強せずに臨みました(毎年ね 笑)
ところがね、他の方々は勉強してくるんですなぁ~~
さらさら流れる鉛筆の音を、敗北感の中で聞いてるだけの私でありました。。。

はぁ~(・_・)) まっ結果はわかってますけどねーー
開き直ったふりしつつ、どこかチキンハート(~o~)

まっ済んだことですしぃ!
ようやく桜も咲き揃ってきたしぃ!
ぱ~~っと花見じゃ!花見

sakura-kitamoto05.jpg 
(昨年、4月5日のをひっぱりだしました。ハハハ若干の若さを…)

[ 2010/04/03 20:57 ] 雑感 | TB(0) | CM(4)