
やっぱ、読書の秋っしょ!
こう言ってはなんですが、東野圭吾さんが、あまり好きではありません(*_*;
* 若くて(作家としては…)、かっこよすぎるから。(好みの問題もありますが、一般的にです。)
* 映画化、ドラマ化の作品が多すぎるから。(稼ぎすぎでしょ…)
* ベストセラーが多すぎるから。(やっぱ、稼ぎすぎでしょ…笑)
* 一度はまると、なかなか抜けられないから…(え?ってことは好き?)

等々の理由で、本屋さんでも、そのコーナーはなるべく近寄らないようにしているのですが、映画館で予告篇など見ていたら、ついつい引き寄せられて買ってしまいました。「
さまよう刃」(角川文庫、¥705)
で、どうだったかと言うと…やっぱり面白い!ハイハイ。まんまとやられました!!
150万部?(だったかな?)も売れ、しかも待望の映画化というだけあって、隙のない面白さでした。
「面白い」というと、若干、語弊が有るかもしれませんが、考えさせられるとでもいいましょうか。
今も現実に起きているさまざまな事件。 不運にも被害者(そして御家族)となってしまった、昨日までは平凡だった一市民が被る理不尽な「正義」という負債。
やり場のない怒りや悲しみに翻弄される人々の様子が、明日は我が身とばかりに迫ってきます。
裁判員制度も始まってしまい、これから先いつ裁く側にまわるのか、何かの拍子で裁かれる側に回るのか、あるいは被害者の家族の立場になるのか分かりません。 自分たちの暮らしている世界の、なんて足場の脆いことか! そうした様々な角度から考えさせられる、そんな作品でした。
映画のキャストは、大好きな竹ノ内豊さんも出るし、主演は寺尾聡さんだし、それなりに見ごたえがあるだろうとは思いますが、あまりにも辛い現実を突きつけられるようで、重すぎるかなぁ~っていうのが正直なところです。
基本、活字で考え、映像で笑うタイプなもので…(どうでもいい情報ですよね。笑)
で、結論。やっぱり東野圭吾氏は嫌いです。読みだすと離れられなくなるので。。。
同様の理由で、宮部みゆきさんも嫌いです。(あろうことか?現在Y新聞で連載小説執筆中で、毎朝一番にそこのページを開いてしまいます…困ったもんです)
まあ、この季節は読書に限らず、なんでも貪欲になりましょ~!(食欲は、オールシーズン

)
10月は舞台も観に行くし♪ ウキウキ、わくわくが続きます!
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