
心癒される「負け犬ルーサー」
しらいさりいさんのブログで連載されていた、「負け犬ルーサー」がコミック絵本という分野で書籍化されたことを知って、せっかくPCに慣れはじめたので、アマゾンで買ってみました。
登録法など、まだ戸惑うところもありますが、どうにかクリアー(笑)
(ま、そんなことはどうでもいいですね。)

洋書の様な左開きでオールカラー!
スヌーピーの絵本のようなイメージで、ちょっとオシャレな仕様です。
ストーリーは、自分の置かれている状況を読み誤ったルーサーが、野良犬としての厳しい暮らしを余儀なくされて、生きる事の意義や価値について悩みながら、遂に最上の価値を見出し、そして終焉を迎えるというお話です。
(さりいさん、間違っていたらごめんなさい。)

ルーサーは勿論そのまま現在リストラや就職難等であえぐ人々に置き換えられます。
そして今は「勝ち」の人々の足元も実は危ういものだという事も、一見ほのぼのとしたタッチの絵と文章の中に、しっかり込められています。
ラストのシーンは「フランダースの犬」のネロとパトラッシュを彷彿させるようで、しんみりと致します。
思えば人は誰に対して「勝ち組」・「負け組」と言うんでしょうかね。
厳然たるヒエラルキーは確かに存在します。
そのどこに属していても「満足」のレベルは様々。
心が疲れている時は、どこにあっても他がよく見えます。
そのことを、前進のエネルギーに転換できる場合もあれば停滞、後退になってしまうことも…
自分を見失うことなく、他を思いやることが出来れば、更に住みやすい世界になるんでしょうけど…
薄くてすぐに読める(or視れる)本なのに、ふとそんなことまで思いを巡らしてしまいました。
こうして、「本」にすることは、いろいろと大変でしょうけど、また次をと遂、簡単に言ってしまいます。
ゴメンナサイ。でも、待ってます^_^
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> ちっとも、ブログづきあいもしない、愛想のない奴なのに
こちらこそ、コメントとか遅いし、機会を逸したりで…
でも、いろいろな方のブログを見るのは大好きで、皆さんの色々な才能、絵や写真や文には本当に刺激を受けます。
これからも、勝手に伺いますので、どうかご自分の世界を更に広げて下さいませ。^_^
「つきあい」のマナーも分かりませんので、こちらこそお気に無さらずに!