
残暑の中で…
8月。
記録的猛暑。
まだまだ続く残暑。
この月は「命」について考える事が、普段よりも多いとおもいます。
お盆もあるし、原爆や終戦記念日。
今年は熱中症で亡くなる方も多いし、海・山の事故。
幼児やお年寄りの方々への冷たい現実。

一方で、大切に命と向き合い生きている多くの人々。
この夏は谷川俊太郎さんが参加・編集された 「生きる」・わたしたちの想い 一章・2章を読みました。
あるネットコミュニティに書き込まれた呼びかけ、投稿から生まれた皆の「生きる」が集まって、繋がって、ひとつの大きな詩になった本です。
全国各地の大人から子供まで、様々な「生きる」が詰まっています。
それは日常のさりげない動作であったり、情景であったり。
もちろん命の危機に直面した「生きる」もあります。

全てのシーンが追体験をしてるかのようにおもいうかべることができ、スッと心に入ってきます。
たぶん優しい気持ちになれると思います。
ちょっと気持ちを解きほぐしたいとき、読みたくなります。
(角川SSコミュニケーションズ ¥1200)
P・S 他の方のブログから「少年Aの散歩」を探しにいって出会ったほんでした。
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その度に、あれ?前の方がよかったかなとか、軽い違和感を抱きながら…
更新、サクサクしないで、テンプレで遊んじゃって、遅くなってます^_^;
私も『泣きたくなるほど優しい本です。』っていう帯は邪魔だなと実は思いました。
映画や本の宣伝文句に「涙が止まりませんでした」「泣けます!」ってあると「泣く」を強要されるみたいで、かえって感動が薄くなるような…
世間はそんなに泣きたいんかいって。(同じくひねくれモンです…笑)
でも、帯はさておき、大勢の人がいろいろな感性で日々暮らし、それをひとつのものにまとめ上げてるっていうのはやはり面白いと思いました。
特に子供達の「生きる」は微笑ましく、力強く、新聞で「小さな目」(だったかな?)をみていたころを思い出しました。
掲載されている写真もほっこりしました。
今度はやっぱり谷川俊太郎さんのものを読みますね。