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月のつぶや記

ささやかな日常の風景に言葉を添えて…

8月の読書

  残暑の中で… 

 8月。
 記録的猛暑。
 まだまだ続く残暑。

 この月は「命」について考える事が、普段よりも多いとおもいます。
お盆もあるし、原爆や終戦記念日。
今年は熱中症で亡くなる方も多いし、海・山の事故。
幼児やお年寄りの方々への冷たい現実。

P8161834.jpg 一方で、大切に命と向き合い生きている多くの人々。
この夏は谷川俊太郎さんが参加・編集された 「生きる」・わたしたちの想い 一章・2章を読みました。

あるネットコミュニティに書き込まれた呼びかけ、投稿から生まれた皆の「生きる」が集まって、繋がって、ひとつの大きな詩になった本です。
全国各地の大人から子供まで、様々な「生きる」が詰まっています。
それは日常のさりげない動作であったり、情景であったり。
もちろん命の危機に直面した「生きる」もあります。

P8161833.jpg 全てのシーンが追体験をしてるかのようにおもいうかべることができ、スッと心に入ってきます。
たぶん優しい気持ちになれると思います。
ちょっと気持ちを解きほぐしたいとき、読みたくなります。
(角川SSコミュニケーションズ ¥1200)

P・S 他の方のブログから「少年Aの散歩」を探しにいって出会ったほんでした。

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[ 2010/08/21 18:34 ] 読書 | TB(0) | CM(6)
G・D・M・T・さん
たま~~に模様替えをしてみたくなるんですよ^_^
その度に、あれ?前の方がよかったかなとか、軽い違和感を抱きながら…
更新、サクサクしないで、テンプレで遊んじゃって、遅くなってます^_^;

私も『泣きたくなるほど優しい本です。』っていう帯は邪魔だなと実は思いました。
映画や本の宣伝文句に「涙が止まりませんでした」「泣けます!」ってあると「泣く」を強要されるみたいで、かえって感動が薄くなるような…
世間はそんなに泣きたいんかいって。(同じくひねくれモンです…笑)

でも、帯はさておき、大勢の人がいろいろな感性で日々暮らし、それをひとつのものにまとめ上げてるっていうのはやはり面白いと思いました。
特に子供達の「生きる」は微笑ましく、力強く、新聞で「小さな目」(だったかな?)をみていたころを思い出しました。
掲載されている写真もほっこりしました。

今度はやっぱり谷川俊太郎さんのものを読みますね。
[ 2010/08/25 06:11 ] [ 編集 ]
コスモスの夢さん。
遅くなって済みません。
自分の部屋が分からなくなって……(~_~メ)

結婚式でのお話、素敵ですね。
どこかの誰かが深く感動する…
思いがけず、強い支えになったりもする。
10年かけても感謝の言葉を述べたかった…
きっと言葉だけではなく、コスモスの夢さんの読んでいる声とかリズムとかのすべてが大きな感動になって伝わったのでしょうね。

六二のソネット…もうひとつ、読みたいものが増えました。

[ 2010/08/25 05:43 ] [ 編集 ]
むうさん。
おそくなってすみません!
エリザの準備に没頭してました。(いえ、単にへばってました汗)

詩集は「読む」っていうよりも、開くとか触れるとかの方が当ってるかも知れませんね。
なにげなく開いたページの一言がスッと沁みる、そんな本ですでした。
宜しければ、今度お貸しいたしますよ~^_^
[ 2010/08/25 05:19 ] [ 編集 ]
おお、またテンプレが変わっとる(笑)
今回のも、なかなかイイ感じですねえ~ (´∇`)♪

表紙(帯?)にわざわざ『泣きたくなるほど優しい本です。』なんてこと
書いといてくんなくっていいのになぁ~(笑)とか思いはじめると、
手を伸ばす気がなんとな~く削がれてしまう捻くれ者なのですが・・・
(多分、読めば泣いちゃうし、間違いなく優しい本なのでしょうけれど(笑))
“コトバの波紋”という、その試みには、強く惹きつけられます。

やはりこの2冊は、先入観を捨てて(笑)ちゃんと読んでみようと思います♪
よい切欠をいただき、ありがとうございました!
[ 2010/08/23 22:05 ] [ 編集 ]
こんばんは。
がらりと雰囲気が変わり、あれっ、と確かめました。
間違いなくLMさんのお宅ですね(笑)

ここに載せられている本は、未だ読んだことがありません。ただ、谷川俊太郎の「生きる」という詩を或る結婚式でお祝いの朗読をしたことがあり、そのことで10年後、その場におられた方からお電話を頂きました、私の消息を探し出して。その方が精神的に窮地にに立たれたとき、ふーーっと、私が読んだ詩が浮かび、それがきっかけで救われた、感謝の言葉を言いたくて・・・と。

この詩、このとき読んだこと、言葉がいのちに染み入るということ、私にとっても感動のできごとでした。
[ 2010/08/23 21:30 ] [ 編集 ]
谷川俊太郎さんの詩の世界観好きです!
ほんわかしていて、心安らぐ感じですよね。
この「生きる」探して読んでみたいです。
今年の猛暑、お体ご自愛くださいませね。
[ 2010/08/22 22:07 ] [ 編集 ]
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