
いまだ現役

別に手芸屋さんになった訳ではありません(笑)
娘に、服の裾がほつれたからお願いと頼まれ、押入れの奥から出してきた色とりどりの絹糸。
もう30年も前の18日に亡くなった母が使用していた物です。
和裁の仕立てもこなした母は、当時の人らしく、なんでも丁寧にとっておいて大切に使っていました。
お菓子の空き箱にボール紙で仕切りをこさえ、更に小さな箱にスナップボタンや鉤ホック。
なにもかもそのときのままです。
これだけ揃っていれば、たいがいのものに対応出来ます。
(今回は真ん中の濃いローズピンクを使用…娘、派手好き…)
物や情報や、全ての回転が速い現在、なんでも取り置きすると溢れかえってしまいかねませんが、こうしてひょっこり昔の物のお世話になることもあるんですね。
手先が器用だった母が残してくれたもの。
そのDNAは徐々に薄れ、すそ直しやボタンつけまで人任せにする有様で…
心の中でそっと母に謝りました。
(娘よ、せめてアイロン掛け位は…ヘアアイロンじゃなくて…

)
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母に限らず、昔の人は、暮らしの一つひとつが丁寧だったように思います。
今はいろいろ便利ですが、大切なことを失くしていってるような気もします。
(私の場合です…母に似ればよかった…^_^;)
ねねさんのお母様も器用でいらっしゃいますよね。
化粧水やせっけんのレシピを私もいつか試させて頂こうと思っています。
またいろいろと教えていただければ幸いです!(^^)!