
端正な鳥に誘われるように…
日曜日、家族が皆用事で出かけてしまい、時間が空いたので、気になってた映画 『ブラック・スワン』をみてきました。
ちょっと時間ができたので…で見るにはいささか濃すぎる内容だったかなとも(*_*)
白鳥と黒鳥のイメージ通り、正反対の役を一人で演じるという大役に抜擢された主人公
心理的重圧に耐えながらも役作りにのめりこむ
初日を迎えた舞台の栄光と破綻。
母娘の葛藤、自傷行為、ライバルや演出家との関係。
妄想と現実の境目がなくなり、自分で自分を追い詰める様が畳みかけるように連なり、やがてクライマックスへ
観終わってから思わずフ~~ゥっと溜息がでてしいました。
アカデミー主演女優賞・受賞 ナタリー・ポートマンの切なささえ覚えるような繊細さと狂気がないまぜになった演技は凄いです。
五月晴れの爽やかな日に観てしまったと思うべきか、梅雨の重い空気の中でみるべきか…
タフな心をお持ちの方にお勧めいたします<m(__)m>
電力事情も重なって、しばらく映画から遠ざかっていましたが、連休を利用して堰を切ったように幾つかみてしまいました(笑)
…もっぱら洋画ですが…
『英国王のスピーチ』 じんわりと温かい気持ちになれます。言葉の持つ力、人に伝える力等々。
戦争へたどるところはさらっと触れていますが、時代背景程度なのも暗くならずに
済みます。
人を肯定的な面から見たいなと思わせる内容でした。
『ガリバー旅行記』 四の五の言わずに笑い飛ばしたい!!そんなときにはお勧めです!(^^)!
今の時期にはこんな明るさが、かえって嬉しいかも!
風刺を効かせた本家スウィフトはどう思っているか…
アメリカだからねって、口を端をへの字に曲げて笑ってる?
(最後のダンスシーンは…あんなに長くいらないかな…)
『ブラック・スワン』 鳥、そして鏡などは狂気・恐怖を掻き立てやすいのかも。
ヒッチコックの世界に通じるものがあります。
夢の舞台の裏側に潜むヘビーな部分を受け止める覚悟のある方向け。
骨太な作品です。
(昨年12月に多々良沼にて。再登場!)
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> 震災以降は特に、な~んか気が乗らない・・・
そうなんですよね。。。
“ジシュク”という呪縛のようなものから今一つ抜け出せず、どこかに罪悪感のかけらのようなものが突き刺さってる…っていう感覚があります。
一歩外に出れば、まわりにもブルーシートのかかった屋根がそこここに。
以前の普通とは明らかに違いますが、だからこそというか、脆いものの上に成り立っている日常を、ちょっとは大切に‥なんて、柄にもなく思ったりもします。
こんなときにいてくれるハグちゃん♡~♡
目にいれて喜んでいるお顔がみえますよ!(p_-)♪
決してハッピーな気分になれる映画ではありませんが、非日常の世界もたまには…かな。
(G.D.M.T. さんは18歳以上…よね。笑)