
晩秋の一日に
(形成伊那中央歌会合同歌集)

11月、今日この日‥‥毎年迎える誕生日 (あたりまえ、体操♪ ^_^;)
実はちょっとだけいつもより思い入れがあります。
32年前に亡くなった母の歳と遂に同じに‥
母は、晩年に差し掛かる数年前から興味のあった短歌を習うため、地元のサークルに通うようになりました。
書き溜めたものから数十首、所属していた上記・会の記念誌に載せていただきました。
この本には、生活に密着した歌が生き生きとした言葉で綴られていて、
会の方々それぞれの情景が浮かび上がってきます。
そしてそこには、私の知らなかった母の心情も‥
病になってからの歌も‥
多分母の望んだような道を進まなかった娘ではありますが、
想いを残して逝ったであろう母の気持ちは、その年数が一つの目標となって心に刻まれました。
母の歳まで…そしてそれから先は…
おそらくまた淡々と流れる時ですが、私にとっては新しい特別な一歩に思えます。
常に興味のアンテナを広げることを忘れなかった母の姿勢を今度は目標に。
17日は娘の誕生日。18日は母の命日。
ん、とりあえず気ぜわしい(^_^;)
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こちらにお越しいただいて、ありがとうございます。
また先日は、ついつい…
自分の事ばかり綴った手紙などを出してしまい…
かえって失礼ではなかったかと思っていましたのに…
ただただ当時の自分の思いとあまりにも重なって、
書かずにはいられなくなってしまったこと、お許しください。
こうした時は誰しも必ず訪れるものと頭では分かっているつもりですが、
また、はるかに過ぎても尚、鮮明に思い出し
せめてこうしていたら…とか
あんな風に言わなければ‥とか…
どうしようもない想いに捉われる事があります。
きっと‥皆そうして‥生きて…これからもまた…
ピンと張りつめた糸を
宙ぶらりんな心を
今度は少しゆるく紡ぎなおして
傍らに寄り添う愛くるしいバディに心を預けあって…
いっぱい、いっぱい、足踏みもして、ジタバタして‥
少しずつ少しずつ彩が戻ってきますように。
お体ご自愛くださりますように。