「アンナカレーニナ」を観てきました。
言わずと知れた、ロシアの文豪、トルストイの名作です。
帝政ロシアの貴族社会を舞台とした長編の大作ですが
劇中劇や、絵画を見るような斬新な手法で
スピード感があり、古臭ささが感じられません。
そして、きらびやかな衣装、小物の一つまでもが美しく見入ってしまいます。
誠実で、寛大、信望の厚い政府高官カレーニンの妻として何不自由なく暮らしていた美貌のアンナが、
若くてハンサムな貴族将校ヴロンスキーと知り合い、互いに惹かれあい
結局、破滅へと向かうというストーリーです。
(こんなに端折っていいのかな…笑)
トルストイの経験や思想が登場人物それぞれに色濃く反映されています。
が、特に今回はカレーニン役のジュード・ロウにトルストイが降りてきてるのではと思えるほど、
押さえた演技、眼差しが印象的でした。
もちろん、アンナ・カレーニナ役のキーラ・ナイトレイの美しいことといったら!
すっかり映画に入り込み、観終わったときはアンナの気分。
瞳が2倍になって潤んでいるつもりでしたが‥
ガラスに映った自分の姿は…残酷なほど正直でした(笑)
一緒に行ったむうさんと、
“舞台好きにはたまらないね~!”と盛り上がりながら、
雨を気にしつつ帰った土曜日でした。
(おまけに、ドレスのような花びらを添えて!)
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コスモスの夢さんの視力‥
というか‥メガネ‥
どうかどうかそのままに!!
見えすぎると、ろくな事ありませんからねーーー!
あ、カレーニン大佐は夢さんにソックリでしたよん♡